ご質問のケースでは親権者が母親で、父と子の面会交流ということですが、逆の場合でもそうです。離婚後や別居中に子どもを育て、面倒を見ていない方の親は、子どもと面会などを行うことが認められています。
離婚・男女問題
離婚届を提出されないようにできますか?
Q. 夫から離婚を切り出され、その場では十分な話し合いができないまま、サインをしてしまいました。今、とても後悔しています。夫に離婚届を提出されないようにできますか?
A. 可能です。その場では離婚届に署名してしまったけれども、後から冷静になって考えると、離婚はしたくないという場合は、役所に「不受理申出書」を提出しておきましょう。
ストーカーに付きまとわれています。どう対処すればいいでしょうか?
早急に警察や弁護士に相談してください。不安を煽るわけではありませんが、近年、ストーカー被害が放置されたために、後に重大な事件が発生することが多くなっています。
パートナーから暴力を受けています。どう対応すればいいでしょうか?
DV(ドメスティック・バイオレンス)は深刻な問題です。すぐに各都道府県に設置されている「配偶者暴力相談支援センター」に連絡し、被害の相談をしてみてください。
内縁の解消は自由にできますか? また、解消するとどんなことがあるのでしょう。
婚姻届を出している夫婦とは異なって、内縁の解消は、自由に行うことができます。
内縁とは、どういう状態のことなのでしょうか? どんな効力があるのでしょうか?
法的な婚姻関係にはなく、その届も役所に提出していないものの、男女が婚姻の意思を持って実際上は夫婦生活を営んでいる関係を、「内縁」と言います。最近では、「事実婚」という表現も一般的です。当事者が意図的に婚姻届を出さない夫婦関係のこと、という言い方もできるかもしれません。
婚約破棄で無駄になった式場の料金などは、相手に請求できるのでしょうか?
可能です。婚約破棄により被った「財産的損害」は、慰謝料とは別に、また請求ができます。婚約破棄により被る財産的損害としては、次のようなものが考えられるでしょう。
婚約破棄というのは、具体的にどういったことなのでしょうか?
婚約を結んだ男女のいずれかが、当事者の一方的な意思表示により、その約束を解消すること。それが「婚約破棄」です。男女の間で、一度取り交わされた婚約が考え直されるということはよくありますが、そういった婚約解消のうち、正当な理由のない一方的な婚約破棄については、債務不履行、不法行為といった法律問題に発展することがあります。
「婚約」とは、具体的に、どういった内容のことを言うのでしょうか?
当事者間の合意に基づいて、「将来結婚しよう」と約束することを、婚約と言います。
離婚した後、私の戸籍と苗字はどうなるのでしょう?
結婚するとき、夫婦は夫または妻の苗字のどちらかを称することになります。そして離婚すると、婚姻時に苗字を改めた人は、原則として離婚前の旧姓に戻ることになります。
戸籍についても同様、婚姻時に戸籍を改めた人は、元の戸籍に戻ることになります。